うみべのそうりょ【海辺の僧侶】
《原題、(ドイツ)Der Mönch am Meer》フリードリヒの絵画。カンバスに油彩。荒れた海を背景に一人の僧侶が佇む光景を描いた作品。1810年、「樫の森の修道院」とともに、ベルリン美術ア...
うみをかんじるとき【海を感じる時】
中沢けいの短編小説、および同作を表題作とする小説集。昭和53年(1978)、第21回群像新人文学賞を受賞した著者のデビュー作。作品集も同年刊行。映画化作品もある。
うみをみたことがなかったしょうねん【海を見たことがなかった少年】
《原題、(フランス)Celui qui n'avait jamais vu la mer》ル=クレジオの短編小説。1978年刊行の短編集「モンドその他の物語」に収録。
うらがれ【末枯】
久保田万太郎の短編小説。大正6年(1917)「新小説」誌に発表。落魄(らくはく)していく下町の芸人たちの生活を哀感を込めて描く。続編に、大正7年発表の「老犬」(のち「続末枯」に改題)がある。
うらしま‐たろう【浦島太郎】
浦島説話の主人公である「浦島の子」の、御伽草子以降の呼び方。また、その伝説。丹後国の漁師浦島は、ある日助けた亀の誘いで海中の竜宮に行き、乙姫の歓待を受ける。土産に玉手箱をもらって村に戻ると、地...
うられたはなよめ【売られた花嫁】
《原題、(チェコ)Prodaná nevěsta》スメタナ作曲のオペラ。1866年プラハで初演。ボヘミアの農村を舞台に若者の恋愛を扱った、チェコ国民歌劇の代表作。
ウリッセのきかん【ウリッセの帰還】
《原題、(イタリア)Il ritorno d'Ulisse in patria》モンテベルディのオペラ。全3幕。1640年初演。トロイア戦争から9年振りに帰還を果たすギリシャ神話の英雄ウリッセ(...
ウリッセのここくへのきかん【ウリッセの故国への帰還】
《原題、(イタリア)Il ritorno d'Ulisse in patria》⇒ウリッセの帰還
ウルビーノこうふさいのしょうぞう【ウルビーノ公夫妻の肖像】
《原題、(イタリア)Doppio ritratto dei duchi di Urbino》ピエロ=デラ=フランチェスカの絵画。板に油彩。縦47センチ、横66センチ。対面するウルビーノ公フェデリ...
ウルビーノのビーナス
《原題、(イタリア)Venere d'Urbino》ティツィアーノの絵画。カンバスに油彩。縦119センチ、横165センチ。のちのウルビーノ公グイドバルド=デッラ=ローベレの依頼により制作。マネが...