に‐がお【似顔】
「似顔絵」の略。
にこにこ‐がお【にこにこ顔】
にこにこした顔つき。えびす顔。
抜(ぬ)からぬ顔(かお)
油断のない顔つき。また、そしらぬ顔。「こりゃ何ぢゃと、おもやると言へば、—して」〈浮・諸艶大鑑・一〉
ね‐がお【寝顔】
眠っているときの顔つき、表情。
ねぼけ‐がお【寝惚け顔】
寝ぼけた顔つき。また、ぼんやりとした顔つき。ねぼけづら。
のみこみ‐がお【呑み込み顔】
事情をすべて理解しているような顔つき。納得した顔色。「—でうなずく」
はい‐がん【拝顔】
[名](スル)人に会うことをへりくだっていう語。お目にかかること。拝眉。「—の栄に浴する」
は‐がん【破顔】
[名](スル)顔をほころばせて笑うこと。「室に入って来た彼は、晴れやかにこう言って—した」〈徳永・太陽のない街〉
はつ‐がお【初顔】
1 初めて参加したり登場したりした人。新顔(しんがお)。「—の会員を紹介する」 2 「初顔合わせ3」の略。「—の一番」
はな‐の‐かお【花の顔】
1 咲いている花の姿。「昨日見し—とて今朝見れば寝てこそ更に色まさりけれ」〈後撰・春下〉 2 「はなのかんばせ」に同じ。「奥山の松のとぼそをまれにあけてまだ見ぬ—を見るかな」〈源・若紫〉