び‐なん【美男】
1 顔かたちの美しい男。好男子。美男子。びだん。「—美女」 2 「美男鬘(かずら)」に同じ。
びなん‐かずら【美男鬘】
狂言装束の一。女性役に用いるかぶり物で、長さ約5メートルの白布を頭に巻き、両端を顔の左右に垂らして帯にはさんだもの。美男帽子。
び‐ぼう【美貌】
美しい顔かたち。「—の持ち主」
び‐もく【眉目】
1 まゆと目。転じて、顔かたち。容貌。「端正な—」 2 面目。名誉。誉れ。「皇帝以下の秘曲を吹く間、白髪忽ちにもとのごとし。尤も道の—といふべし」〈十訓抄・一〇〉
びもく‐しゅうれい【眉目秀麗】
[名・形動]容貌のすぐれて美しいこと。特に、男性の顔だちが端正で整っていること。また、そのさま。「—な(の)青年」
ビューティー‐スポット【beauty spot】
容貌をひきたたせるために顔に描くほくろ。付けぼくろ。
び‐よう【美容】
1 顔やからだつき、肌などを美しく整えること。「全身—」 2 美しい顔かたち。美貌。「—花の如くであったと」〈花袋・田舎教師〉
びよう‐かでん【美容家電】
美容器具として用いられる家電製品のこと。ヘアドライヤーや電動シェーバー、美顔用スチーマーなど。
びよう‐じゅつ【美容術】
美顔・整髪・着付けなど、容姿を美しくするために施す技術。美容法。
びら‐つ・く
[動カ五(四)] 1 紙などが小刻みに揺れ動く。びらびらする。「障子の破れが風で—・く」 2 人が絶えず小刻みに動く。「顔小さく、体(てい)—・き」〈難波物語〉