がん‐じょう【願状】
1 神仏に対する願意を書いた文書。願書。願文。 2 政府などに願いを書いて出す文書。
がんじょうじゅ‐いん【願成就院】
静岡県伊豆の国市にある高野山真言宗の寺。行基の開創と伝える。再興は文治5年(1189)、開基は北条時政。源頼朝が、時政に命じて北条氏繁栄と奥州藤原氏征伐を祈り再興させたもの。金鶴林寺。
がん‐せん【願箋】
刑事施設の被収容者が、面会・物品の購入・医療受診など各種の願い出をする際に、その内容を書いて提出する書面。
がん‐だち【願断ち】
[名](スル)神仏に願かけするときに飲食物などを断つこと。塩断ち・茶断ちなど。
がん‐だて【願立て】
[名](スル)神仏に願をかけること。願かけ。立願(りゅうがん)。「病気が治るよう—する」
がん‐ど【願土】
阿弥陀仏の本願の力によって成就された浄土、すなわち、極楽浄土。
がんにゅう‐じ【願入寺】
茨城県東茨城郡大洗町にある単立法人の寺。山号は岩船山。親鸞の孫如信の草庵が起こりとされる。もと真宗大谷派。覚如による「二十四輩牒」がある。
がん‐にん【願人】
1 請願または訴願をする人。願書に署名する人。 2 祈願する人。 3 「願人坊主」の略。
がんにん‐ぼうず【願人坊主】
江戸時代、門付けをしたり、大道芸能を演じたり、人に代わって参詣・祈願の修行や水垢離(みずごり)などをしたりした乞食僧。
願(がん)果(は)た・す
神仏に祈願をし、それがかなったときお礼参りをする。「いろいろの—・し申すべきよし御使して申させ給ふ」〈源・明石〉