さんすけ【三助】
1 銭湯で、風呂を沸かしたり、客の背中を流したりする男。 2 江戸時代、広く下男・小者などの奉公人のこと。「大方は吉蔵、—がなり上がり」〈浮・永代蔵・一〉
サンド‐バス【sand bath】
砂風呂(すなぶろ)。
さん‐ぼう【三宝】
[名] 1 仏語。仏と、仏の教えである法と、その教えを奉じる僧の三つの宝。仏・法・僧。 2 仏の異称。 3 《「孟子」尽心から》諸侯の三つの宝で、土地と人民と政事。 4 道家(どうか)で、耳と...
ざく‐ぜに【ざく銭】
びたせん。ざく。「舌の先に—が絶えねえお蔭(かげ)にゃあ」〈滑・浮世風呂・三〉
塩(しお)が浸(し)・む
世間の苦労が身にしみる。世渡りの苦労を経験する。「今では—・みたか、それはそれはおとなしくなって」〈滑・浮世風呂・二〉
しお‐ぶろ【塩風呂/潮風呂】
海水または塩水を沸かした風呂。塩湯。
しお‐ゆ【塩湯/潮湯】
1 「塩風呂(しおぶろ)」に同じ。 2 塩分を含む温泉。 3 食塩をまぜた白湯(さゆ)。
しから‐ば【然らば】
[接]そうであるならば。それならば。「計画は失敗か。—次なる方策を考えよう」
[感]さようなら。さらば。「『や、—』『はい、さやうなら』」〈滑・浮世風呂・四〉
し‐がく【仕覚】
[名](スル) 1 才覚。くふう。やりくり。「京へまた出て生活(くら)すように—しよう」〈露伴・椀久物語〉 2 たくわえ。用意。「三年越しの長煩ひだから—がねえと思ひなせえ」〈滑・浮世風呂・二〉
しち‐もくれん
[形動]《近世江戸語》めんどうであるさま。煩わしいさま。「斯う云っちゃあ—だけれど」〈滑・浮世風呂・前〉