ばん‐いち【万一】
[副] 1 もしも。ひょっとして。まんいち。「—に危(あやぶ)む心から、暫く差控(さしひかえ)ていた」〈二葉亭・浮雲〉 「—おめえがつまらねえこといひ出しては」〈滑・大山道中・初〉 2 わざわ...
ばん‐とう【番頭】
1 商家などの使用人のかしら。営業・経理など、店のすべてを預かる者。 2 警護すること。見張りをすること。また、その役。「方々、きっと—つかまつれ」〈伎・勧進帳〉 3 風呂屋の番台に座る者。のち...
バーニャ【(ロシア)banya】
ロシアの伝統的なサウナ(蒸し風呂)。多く、飲食できる小部屋や水風呂などが併設され、交流の場として利用される。
ひがみ‐ひぶろ【日髪日風呂】
毎日髪も結いなおすし、風呂にも入ること。ひまでぜいたくな暮らしをする囲い者などをあざけっていう語。
ひき‐ばん【引き番】
当番があけて休みであること。また、その休み。非番。「出番と—がござりますから」〈滑・浮世風呂・三〉
ひつじ‐ばえ【穭生え】
1 刈ったあとの株から再び伸びる稲。「田の—は其ままにて」〈貝おほひ〉 2 毛髪などがまばらに生えること。「—の眉毛(まみえ)がりきんだばかりで」〈滑・浮世風呂・二〉
ひと【一】
1 ひとつ。いち。 2 (名詞や動詞の連用形の上に付いて) ㋐一つ、または1回の意を表す。「—包み」「—勝負」 ㋑不特定の一時期や大体の範囲などを表す。「—ころ」「—わたり」「—通り」 ㋒ちょっ...
人心地(ひとごこち)が付(つ)・く
緊張から解放されて、ほっとした気持ちになる。「風呂につかって、やっと—・いた」
ひと‐さかり【一盛り】
1 一時期盛んであること。「—を過ぎた花」 2 若さの盛んな一時期。「なにさ、—はお道楽でございますのさ」〈滑・浮世風呂・二〉
ひと‐ふろ【一風呂】
風呂に1回はいること。さっと入浴をすませること。ひとっぷろ。「—浴びる」