ふう‐きょう【風狂】
1 気がくるうこと。狂気。 2 風雅に徹し他を顧みないこと。また、その人。
ふうきょうよいん【風狂余韻】
安東次男による、松尾芭蕉の連句の評釈本。副題「芭蕉連句新釈」。平成2年(1990)刊。本作などの功績により、著者は第41回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
ふう‐きん【風琴】
1 オルガン。「会堂にある—の近くに席を占めて」〈藤村・桜の実の熟する時〉 2 《「手風琴」の略》アコーディオン。
ふう‐きん【風禽】
凧(たこ)。いかのぼり。風鳶(ふうえん)。
ふう‐ぎ【風儀】
1 風習。しきたり。ならわし。「昔の—」 2 行儀作法。態度。「生徒の—は、教師の感化で正していかなくてはならん」〈漱石・坊っちゃん〉 3 「風紀(ふうき)」に同じ。「男女の—が恐しく乱れて居る...
ふう‐けい【風景】
1 目に映る広い範囲のながめ。景色。風光。「山岳—」 2 ある場面の情景・ありさま。「ほほえましい親子の—」「新春—」
ふうけい‐が【風景画】
風景を主題とする絵画。
ふうけいちほご‐きょうてい【風景地保護協定】
国立・国定公園内の自然の風景地について土地所有者が十分な管理を行うことが困難な場合、土地所有者に代わって環境大臣・地方公共団体・公園管理団体などが風景地の管理を行うことができるように、両者の間で...
ふうけいとのたいわ【風景との対話】
日本画家、東山魁夷によるエッセー。取材の旅や、創作を続ける日々について語る。昭和42年(1967)刊行。
ふうけいのなかのビーナス【風景の中のビーナス】
《原題、(ドイツ)Venus in einer Landschaft》クラナッハの絵画。板に油彩。縦38センチ、横25センチ。緑濃い木々と水面に映える街並みを背景に、赤い帽子を被った女性が佇(た...