え‐づ・く【餌付く】
[動カ五(四)]動物が人になれ、与えるえさを食べるようになる。「白鳥が—・く」
え‐づけ【餌付け】
[名](スル)野生動物をならして、人の与えるえさを食べるようにすること。
え‐とこ【餌床】
イワシなどの小魚の群れが、これをえさとするマグロなどに追われ、密集して海面から盛り上がった状態。いとこ。はみ。いき。
え‐とり【餌取り】
古代・中世に、鷹狩りの鷹のえさとするため、獣肉の供給を業とした人。〈和名抄〉
え‐ば【餌ば】
《「餌食(えば)み」の略》 1 鳥獣や魚のえさ。え。 2 人を誘うために利用するもの。えさ。「斯るわずかの功名を—となして」〈井上勤訳・狐の裁判〉 3 人の欲望を満たすためのもの。えじき。「この...
え‐ばみ【餌食み】
えさを食うこと。また、そのえさ。「これ金魚の—なるが」〈浮・置土産・二〉
え‐ば・む【餌食む】
[動マ四]鳥や獣がえさを食う。「鳥、獣(けだもの)の—・むをばうらやましがる御詞(ことば)」〈浄・先代萩〉
え‐ふご【餌畚/餌籮】
1 「餌袋(えぶくろ)1」に同じ。 2 茶器で、1に似た形のもの。
え‐ぶくろ【餌袋】
1 鷹狩りに際して携行した、鷹のえさや獲物を収める竹かごなどの容器。のちには、弁当などを入れて携行した。えふご。 2 魚・鳥の胃袋。また、人の胃袋を卑しめていった語。
え‐むし【餌虫】
釣りのえさにする虫。ゴカイなど。