首(くび)を刎(は)・ねる
刀で首を切り落とす。首を打つ。
首(くび)を捻(ひね)・る
理解できずに考えこむ。また、疑わしく思ったり不賛成の意を示したりする。
首(くび)を振(ふ)・る
1 首を縦に振って、承諾・賛成の気持ちを表す。うなずく。 2 首を横に振って、不満や不賛成の気持ちを表す。
首(くび)を横(よこ)に振(ふ)・る
承知しない。賛成しない。 [補説]「首を横にする」とするのは誤り。
こうべ【首/頭】
《「髪辺(かみへ)」または「上部(かみへ)」の音変化か》くびから上の部分。あたま。かしら。「—を垂れる」「正直の—に神宿る」
首(こうべ)を回(めぐ)ら・す
振り返って見る。振り向く。転じて、過去を振り返る。「昔日(せきじつ)の出来事に—・す」
こ‐の‐かみ【兄/首/氏上】
《「子の上(かみ)」の意から》 1 長男。「—を箭田珠勝大兄(やたのたまかつのおひね)の皇子と曰す」〈欽明紀〉 2 兄。または、姉。「この男の—も衛府の督(かみ)なりけり」〈伊勢・八七〉 3 年...
しゅ【首】
[名]主だった者。かしら。 [接尾]助数詞。漢詩や和歌を数えるのに用いる。「律詩三—」「返し歌一—」
しゅ【首】
[音]シュ(呉) [訓]くび こうべ かしら しるし はじめ おびと [学習漢字]2年 〈シュ〉 1 頭。「首級・首足/鳩首(きゅうしゅ)・頓首(とんしゅ)・馬首」 2 頭と胴の間の部分。くび...
しゅ‐あく【首悪】
悪人のかしら。元凶。