こう‐き【香気】
よいかおり。「甘い—を放つ」
こう‐ぎょ【香魚】
アユの別名。《季 夏》
こう‐ぐ【香具】
1 「香道具」に同じ。 2 香の材料。匂(にお)い袋や薫物(たきもの)に用いる麝香(じゃこう)・白檀(びゃくだん)・沈香(じんこう)など。
こうぐ‐うり【香具売り】
香具を売り歩く人。江戸時代には、そのかたわら男色を売る者もあった。「見るほど美しき風情なり。これなん—と申す」〈浮・一代男・二〉
こうぐ‐し【香具師】
1 香具を作り、また、売る人。香具屋。 2 「やし(香具師)」に同じ。
こう‐げ【香華/香花】
《「こうけ」とも》仏前に供える香と花。華香(けこう)。こうばな。「—を手向ける」
こう‐こ【香香】
《「こうこう」の音変化》漬物。
こう‐こう【香香】
漬物。香の物。こうこ。
こうこう‐しょうごん【香光荘厳】
念仏三昧をたたえた言葉。香に染まると香気が漂うように、仏を念じて仏の智慧や功徳に包まれること。
こう‐ご【香壺】
香を入れておくつぼ。「御櫛の箱、うちみだりの箱、—の箱ども」〈源・絵合〉