ばば【馬場】
姓氏の一。 [補説]「馬場」姓の人物馬場金埒(ばばきんらち)馬場孤蝶(ばばこちょう)馬場佐十郎(ばばさじゅうろう)馬場辰猪(ばばたつい)馬場恒吾(ばばつねご)馬場(ばば)のぼる馬場文耕(ばばぶんこう)
ばば‐さき【馬場先】
「馬場末(ばばすえ)」に同じ。「—の人を払はせられい」〈虎寛狂・千鳥〉
ばばさき‐もん【馬場先門】
江戸城内郭門の一。日比谷門と和田倉門との間にあって、古くは不開門(あかずのもん)とよばれた。日露戦争後、堀を埋め、門を撤去。
ばば‐すえ【馬場末】
《「ばばずえ」とも》馬場で馬を乗りとめる所。馬場先。→馬場本(ばばもと)「敦景追ひて取り組みて、—まで通りにけり」〈著聞集・一〇〉
ばば‐どの【馬場殿】
「うまばどの」に同じ。「これを捕り奉り、則ち—に押し籠め奉る」〈太平記・一二〉
ばば‐のぼる【馬場のぼる】
[1927〜2001]漫画家・絵本作家。青森の生まれ。本名、登。少年漫画でキャリアをスタートさせるが、のちに大人向けの漫画や絵本を執筆。動物を主人公とした作品をほのぼのとしたタッチで描き、人気を...
ばば‐ばじゅつ【馬場馬術】
馬術競技の種目の一。選手の合図・指示により、馬がステップをふんだり図形を描いたりして、その演技の美しさと正確さを競うもの。
ばば‐ぶんこう【馬場文耕】
[1718〜1759]江戸中期の講釈師・戯作者。伊予の人。本名、中井文右衛門。通称、左馬次(さまじ)。時事を論じて幕府の忌諱(きき)に触れ、獄死。著「近世江都著聞集」など。
ばば‐もと【馬場本】
馬場で、馬を乗り出す所。馬出し。→馬場末(ばばすえ)「鞭を打ちたりけるに、—へ走り帰りたりけるに」〈著聞集・一〇〉
ば‐ひつ【馬匹】
《1匹、2匹と数えるところから》馬のこと。「—改良の議ありしとき」〈福沢・福翁百話〉