おどろく◦べし【驚くべし】
[連語] 1 驚いたことには。話の前置きとして使う。「—◦べし、発明者はまだ小さな子供だったのだ」 2 (「おどろくべき」の形で)驚くほどはなはだしい。「—◦べき進歩」
おどろ・し【驚し】
[形シク]驚くべきさまである。恐ろしい。また、ぎょうぎょうしい。「あやしく—・しけれど、胸うち心さだめて」〈新花摘〉
きょう【驚】
[常用漢字] [音]キョウ(キャウ)(呉) [訓]おどろく おどろかす 1 おどろく。「驚異・驚愕(きょうがく)・驚喜・驚嘆・驚倒/一驚・喫驚(きっきょう)」 2 おどろかす。「驚天動地」 [名...
きょう‐い【驚異】
驚き不思議がること。また、驚くほど素晴らしい事柄や現象。「—の目をみはる」「宇宙の—」
きょうい‐てき【驚異的】
[形動]驚くほどすばらしいさま。「—な記録を残す」
きょういのしょ【驚異の書】
マルコ=ポーロの旅行記「東方見聞録」の別邦題。
きょうい‐の‐へや【驚異の部屋】
⇒ブンダーカマー
きょう‐がい【驚駭】
[名](スル)非常に驚くこと。驚愕(きょうがく)。けいがい。「誰か其長足の進歩に—せざるものあらんや」〈福沢・学問のすゝめ〉
きょう‐がく【驚愕】
[名](スル)非常に驚くこと。驚駭(きょうがい)。「市中を—させた事件」 [補説]曲名別項。→驚愕
きょうがく【驚愕】
《原題、The surprise》ハイドンの交響曲第94番ト長調の通称。1791年作曲。ロンドン交響曲の一。通称は第2楽章に現れる大音量の和音に由来する。