だいりせきこつ‐びょう【大理石骨病】
古い骨を分解・吸収する破骨細胞の機能不全により、骨の内部にある空洞で骨質が増加して緻密になり、全身の骨が硬化する遺伝性の疾患。骨折しやすく、造血障害や神経圧迫症状などを呈する。
つち‐ゆび【槌指】
《曲がった指の形が木槌に似ていることから》突き指による骨折、腱の断裂が原因で指の第一関節の先が垂れて戻らなくなる症状をいう。ハンマー指。
泥裡(でいり)に土塊(どかい)を洗(あら)う
泥の中で土の塊を洗う。けがれや醜さがはなはだしいことのたとえ。また、無駄な骨折りをすることのたとえ。
とくていそんしょう‐とくやく【特定損傷特約】
生命保険における特約の一。不慮の事故で骨折・関節脱臼・腱の断裂などの特定損傷の治療を受けた場合に給付金が支払われる。事故から180日以内の治療が対象となることが多い。
と‐ろう【徒労】
むだな骨折り。無益な苦労。「せっかくの努力が—に帰す」「—に終わる」
ない‐こていじゅつ【内固定術】
骨折などの際に、麻酔をしたうえで骨のずれを直し、金属のピン・ワイヤー・プレートなどで固定する手術のこと。→外固定術
ぬか‐ばたらき【糠働き】
せっかく働いても働きがいのないこと。骨折り損。むだばたらき。
ねぎら・う【労う/犒う】
[動ワ五(ハ四)]苦労や骨折りに感謝し、いたわる。現代では、同等または下の人に対して用いる。「従業員の労を—・う」
はん‐ろう【煩労】
心をわずらわし、身を疲れさせること。また、その骨折り。「世俗的な—汚辱をいっさい己が身に引受ける」〈中島敦・弟子〉
バルーン‐カイフォプラスティ【balloon kyphoplasty】
脊椎圧迫骨折の治療法の一つ。先端にバルーンがついた器具を骨折部位に挿入して、バルーンを膨らませ、つぶれるように折れた骨を元の形に戻し、医療用セメントを注入する。経皮的後弯矯正術。バルーン椎体形成...