ぼん‐こつ【凡骨】
平凡な才能や素質。また、その人。「—のなしうるわざではない」
まい‐こつ【埋骨】
[名](スル)死者の骨を土中に葬ること。「故郷の墓に—する」
まく‐こつ【膜骨】
繊維性の結合組織内に、直接に骨組織が形成されてできる骨。頭骨の一部にみられる。結合組織骨。被蓋骨(ひがいこつ)。
みみ‐せせ【完骨】
耳の後ろにある小高い部分。また、その部分の骨。「いまだ—には昔の垢の名残も見え」〈浮・男色大鑑・三〉
むだ‐ぼね【無駄骨/徒骨】
「無駄骨折り」の略。「努力が—に終わる」「—を折る」
むな‐ぼね【胸骨】
胸の骨。きょうこつ。
むめい‐こつ【無名骨】
寛骨(かんこつ)の旧称。
めい‐こつ【名骨/明骨】
サメ・エイやマンボウなどの軟骨を煮て干した食品。中国料理の材料。
もっ‐こつ【木骨】
建築で、外観は煉瓦造りや石造りであるが、骨組みは木で造ってあること。また、その骨組み。木骨モルタル造り・木骨煉瓦造りなど。
もっ‐こつ【没骨】
中国画の技法の一。輪郭線を用いず、直接彩色して対象を表すもの。花鳥画に用いられ、徐氏体の特色とされる。→鉤勒塡彩(こうろくてんさい)