きん‐こつ【金骨】
世俗を超越した風格。仙骨。「先聖必ずしも—に非ず」〈正法眼蔵随聞記・一〉
きんぴら‐ぼね【金平骨】
扇の骨の、太くて堅い丈夫なもの。
ぎょう‐こつ【髐骨】
肉の落ちてしまった骨。白骨。また、白骨のようにやせ衰えていること。「膚(はだへ)は—と衰えたり」〈謡・景清〉
ぎょ‐こつ【魚骨】
魚の骨。魚類の骨。
ぎょっ‐こつ【玉骨】
1 貴人または美人の骨。「氷肌(ひょうき)—」 2 梅の幹枝をたとえていう語。
くかん‐こつ【躯幹骨】
躯幹を構成する脊柱(せきちゅう)・胸骨・肋骨(ろっこつ)・鎖骨・肩甲骨・骨盤などの骨。
くび‐ぼね【首骨/頸骨】
首の骨。けいこつ。
くらげ‐の‐ほね【水母の骨】
《クラゲには骨がないところから》ありえない物事のたとえ。また、非常に珍しい物事のたとえ。
くら‐ぼね【鞍橋/鞍骨/鞍瓦】
鞍の骨格をなす部分。前輪(まえわ)・後輪(しずわ)・居木(いぎ)からなる。鞍。鞍瓦(あんが)。
くろ‐ぼね【黒骨】
《「くろほね」とも》扇や中啓(ちゅうけい)などの黒く塗った骨。また、障子などの黒く塗った桟。