かみ‐かたち【髪形/髪容/髪貌】
1 髪のかたち。かみがた。特に、髪を結ったようす。髪の結いぶり。 2 頭髪と顔だち。
かみ‐かんむり【髪冠】
漢字の冠の一。「髪」「髭(ひげ)」などの「髟」の称。かみがしら。
かみ‐がしら【髪頭】
「髪冠(かみかんむり)」に同じ。
かみ‐がた【髪形/髪型】
切ったり結ったりして整えた髪の形。かみかたち。ヘアスタイル。
かみ‐きり【髪切り】
1 髪を切ること。また、その道具。 2 「天牛(かみきりむし)」の略。 3 遊女が客に偽りのない気持ちを示すために、髪を切って与えること。「指きり—入墨子(いれぼくろ)」〈松の葉・四〉
かみきり‐むし【天牛/髪切虫】
甲虫目カミキリムシ科の昆虫の総称。体は細く、長い触角をもち、大あごが頑丈で鋭い。幼虫は鉄砲虫とよばれ、樹木の材部に食い入る。種類が多く、日本でも約700種が知られる。シロスジカミキリ・キクスイカ...
かみ‐ぎわ【髪際】
額などの、髪のはえぎわ。
かみ‐くせ【髪癖】
《「かみぐせ」とも》縮れているなどの、頭髪の生まれつきの性質。
かみ‐さかやき【髪月代】
男の髪を結い、月代をそること。また、その結い方やそりぐあい。「阿波の徳島平左衛門と申して—致さるる」〈浄・博多小女郎〉
かみ‐すき【髪梳き】
1 頭髪を櫛(くし)でとかすこと。くしけずること。また、それを職業とする人。 2 歌舞伎で、女が男の髪をすいてやって愛情や愁嘆を表す演出。女どうしや女一人で行う変形もある。