こうぞり‐な【髪剃菜】
キク科の越年草。山野に生える。高さ60〜90センチ。葉はへら形で束生し、中心から茎を直立する。全体に褐色の硬い毛があり、触るとざらつく。初夏から秋、黄色い花を開く。名は、硬い毛をかみそりにたとえ...
こう‐づか【髪束】
《「かみづか」の音変化》髻(もとどり)の先。「みづから—をつかみ」〈太平記・三三〉
はっ‐さい【髪菜】
中国野菜の一つ。髪の毛状の藍藻の一種で、乾燥地に群生する。蓄財の意の中国語「発財」と同音であることから縁起物として食される。ファーツァイ。
はっ‐さい【髪際】
仏像の、額の髪の生え際。仏像の高さはここを起点として測る。「—高」
はっ‐ぷ【髪膚】
髪の毛と皮膚。転じて、からだ。「身体—」
はつ【髪】
かみの毛。頭髪。「間、—を入れず」
はつ【髪〔髮〕】
[常用漢字] [音]ハツ(漢) [訓]かみ くし 〈ハツ〉 1 頭の毛。かみ。「遺髪・有髪(うはつ)・金髪・結髪・散髪・束髪・断髪・長髪・剃髪(ていはつ)・怒髪・頭髪・白髪(はくはつ)・弁髪(...
髪(はつ)を簡(かん)して櫛(くしけず)る
《「荘子」庚桑楚から》髪の毛を1本1本数えながらとかす。つまらないこと、不必要なことにこだわって念を入れるたとえ。
ばとう【抜頭/撥頭/髪頭】
雅楽。唐楽。太食(たいしき)調で古楽の小曲。林邑(りんゆう)楽の一。舞は一人の走舞(はしりまい)で、同じ舞の手が続く、舞いにくいもの。番舞(つがいまい)は還城楽(げんじょうらく)。宗妃楽。