十月(じゅうがつ)の木(こ)の葉(は)髪(がみ)
陰暦10月の木の葉が散るころに、頭髪がよく抜け落ちるということ。
じょう‐がみ【尉髪】
能の仮髪(かはつ)の一。黄灰色の毛で大きな髷(まげ)を結い、髻(たぶさ)の先が面の額をおおうもの。老翁の役に用いる。
すい‐はつ【垂髪】
結いあげずに垂らしたままの髪。すべらかし。たれがみ。また、転じて、幼児。童子。
すい‐ほつ【垂髪】
仏像で、菩薩(ぼさつ)像などにみられる肩に垂れた髪。
すえ【仮髻/仮髪】
奈良・平安時代に、女性の髪に添えた添え髪。〈和名抄〉
すき‐がみ【梳き髪】
1 櫛(くし)でとかした髪。 2 前髪だけを分けて取り、残りを鬢(びん)も髱(たぼ)も出さずに櫛巻き風にまとめた女性の髪の結い方。本式に結うまでの仮の結髪。
すべし‐がみ【垂髪】
「すべらかし」に同じ。
すべら‐かし【垂髪】
女性の髪形の一。前髪を膨らませ、後頭部でそろえて束ね、背中に長く垂らしたもの。江戸初期まで成人の女子の髪形であったが、のちには高貴な婦人の正式な髪形となった。さげがみ。すべしがみ。すべしもとどり...
すみ‐まえがみ【角前髪】
江戸時代、元服前の少年の髪形。前髪を立て、額の生え際の両隅をそり込んで角ばらせたもの。すみ。すんま。
せいざん‐いっぱつ【青山一髪】
遠くの青い山が青い空と線のように交わるさまを1本の髪の毛にたとえた語。