ぞぞ‐がみ【ぞぞ髪】
ぞっとして身の毛がよだつこと。「磔(はりつけ)と聞くも—、嫌や嫌や」〈浄・博多小女郎〉
たて‐がみ【立(て)髪】
月代(さかやき)をそらずに長く伸ばした髪形。元禄(1688〜1704)ごろ、伊達男たちに好まれた。
たばね‐がみ【束ね髪】
後ろで無造作に束ねた髪。
たぼ‐がみ【髱髪】
⇒髱(たぼ)1
たれ‐がみ【垂れ髪】
結い上げずに肩のあたりに垂れ下げた髪形。おかっぱ。振り分け髪。
たんぜん‐たてがみ【丹前立(て)髪】
丹前姿の男の髪形。月代(さかやき)をそらないで伸ばしたもの。立て髪。
たん‐ぱつ【短髪】
みじかい髪。
だん‐ぱつ【断髪】
[名](スル) 1 髪を切ること。長髪を短く刈ったり、髷(まげ)を切り落としたりすること。 2 髪を首筋のあたりで切りそろえた女性の髪形。昭和初期に流行。ボブスタイル。
ちく‐はつ【蓄髪】
[名](スル)一度剃髪(ていはつ)した人が頭髪を再び伸ばすこと。僧尼が還俗(げんぞく)して髪を伸ばすこと。「—して世俗の人となる」
ちぢれ‐がみ【縮れ髪】
ちぢれている毛髪。また、ちぢらせた毛髪。