ぎょのう‐ちょうちん【魚脳提灯】
魚脳を煮て半透明にし、平らにたたきのばして火おおいとした提灯。
ぎょ‐はん【魚飯】
焼いた魚の身をほぐして炊き込んだ飯。また、器に飯と魚の切り身を入れて蒸し、すまし汁をかけたもの。
ぎょ‐ばん【魚板】
魚の形に木を彫って作った板。禅寺などで、時刻の合図などにたたく。魚鼓(ぎょく)。
ぎょ‐ひ【魚肥】
魚を原料として作った肥料。窒素・燐酸(りんさん)分に富む。干し鰯(か)・絞り滓(かす)など。
ぎょ‐び【魚尾】
1 袋綴(と)じの和本で、用紙の中央、各丁の折り目の部分にある魚の尾の形をした飾り。 2 人相学で、目尻のこと。
ぎょ‐びょう【魚病】
魚介類のかかる病気。多く、養殖魚の病気についていう。「—学」
ぎょ‐ふ【魚符】
木製または銅製の、魚の形をした割符(わりふ)。中国の隋・唐の時代に、役人が宮中に出入りするときの証拠品とした。→魚袋(ぎょたい)
ぎょ‐ふく【魚腹】
魚の腹。魚の腹の中。
魚腹(ぎょふく)に葬(ほうむ)らる
《「楚辞」漁父から。魚のえさとなる意》海や川で水死する。
ぎょ‐ふん【魚粉】
魚を乾燥して粉にしたもの。養鶏飼料や肥料に用いる。フィッシュミール。