あさくら‐やま【朝倉山】
福岡県朝倉市、鳥屋山の南にある山々。［歌枕］「昔見し人をぞわれはよそに見し—の雲井はるかに」〈夫木・二〇〉
あさ‐ごみ【朝込み】
早朝、遊郭の開門と同時に入り込んで遊ぶこと。「—の床の内には、明け渡る鳥の声をかこち」〈浮・万金丹・一〉
あさとり‐の【朝鳥の】
［枕］朝、飛び立つ鳥が、鳴いて行き通う意から「朝立ち」「音(ね)のみなく」「通ふ」にかかる。「—朝立ちしつつ」〈万・一七八五〉 「—通はす君が」〈万・一九六〉
あさ‐はふ・る【朝羽振る】
［動ラ四］朝、鳥が羽ばたくように、風や波が激しく立つ。⇔夕羽振る。「—・る風こそ寄せめ」〈万・一三一〉
あしずりうわかい‐こくりつこうえん【足摺宇和海国立公園】
愛媛県の宇和海から高知県の足摺岬にわたる国立公園。滑床(なめとこ)渓谷・竜串(たつくし)海域公園や亜熱帯植物の群落、海鳥の群生がみられる。
あし‐だか【足高／脚高】
［名・形動ナリ］《「あしたか」とも》足の長いこと。また、そのように見えるさま。「白き鳥どもの—にて立てまつるも」〈栄花・根合〉
あし‐で【葦手】
１ 装飾文様の一種で、文字を絵画的に変形し、葦・水鳥・岩などになぞらえて書いたもの。平安時代に始まり、中世を通じて行われた。葦手書き。 ２ 「葦手絵」の略。
あしひき‐の【足引きの】
［枕］ １ 「山」および「山」を含む語「山田」「山鳥」などにかかる。「—山の雫(しづく)に妹(いも)待つと」〈万・一〇七〉 「—山鳥の尾のしだり尾の」〈拾遺・恋三〉 ２ 「峰(を)」「八峰(やつ...
あしゆび【趾】
脊椎動物、特に鳥類の後肢の指。→足指
あじ‐さし【鰺刺】
１ カモメ科アジサシ属の鳥の総称。カモメに比べて体が細い。群れで生活し、水中に突入して魚を捕らえる。アジサシ・コアジサシ・キョクアジサシなど。《季 夏》「—の搏(う)ったる嘴(はし)のあやまたず...
