ほうおう‐ぼく【鳳凰木】
マメ科の常緑高木。上部で枝を横に広げ、樹形は傘状。葉は羽状複葉。夏、多数の赤色の5弁花が散房状について咲く。マダガスカル島の原産。熱帯地方で街路樹とする。
ほうおう‐まる【鳳凰丸】
紋所の名。鳳凰を丸く図案化したもの。鳳凰の丸。
ほうおう‐もん【鳳凰文】
鳳凰を文様化したもの。古来、瑞祥文(ずいしょうもん)として装飾・絵画などに用いられる。
ほう‐かく【鳳閣】
1 りっぱな楼閣。宝閣。 2 中務(なかつかさ)省の唐名。
ほうかく‐じ【鳳閣寺】
奈良県吉野郡黒滝村にある真言宗鳳閣寺派の本山。山号は、百螺山。開創は寛平7年(895)。開山は聖宝。修験道の根本道場であった。鳥栖寺。
ほう‐かん【鳳管】
笙(しょう)の異称。
ほう‐が【鳳駕】
天子の乗り物。宝駕。鳳輦(ほうれん)。
ほう‐がん【鳳眼】
鳳凰(ほうおう)の目。また、人相学で、鳳凰の目のように眦(まなじり)の深い人相。貴相とされる。
ほう‐けつ【鳳闕】
《中国の漢代、宮門の左右にある高殿に銅製の鳳凰(ほうおう)を飾ったところから》王宮の門。また、宮城・皇居の異称。禁闕。鳳城。
ほうごろう【鳳五郎】
ダチョウの別名。江戸時代、オランダ語struis vogel(ダチョウ)のvogel(鳥)の部分のなまったもの。