れい【黎】
[人名用漢字] [音]レイ(漢) 1 青黒い色。暗い。「黎明」 2 もろもろの人。「黎元・黎首・黎庶・黎民」 [名のり]たみ
れい‐げん【黎元】
《「黎」は黒色、「元」は首の意で、冠をつけない黒髪の頭の者の意。また一説に、「黎」はもろもろ、「元」は善で、人は善良であるという考えから》人民。庶民。たみ。黎民。黎首。
れい‐しゅ【黎首】
「黎元(れいげん)」に同じ。
れい‐しょ【黎庶】
「黎元(れいげん)」に同じ。
れい‐ちょう【黎朝】
ベトナムの王朝の一。前黎朝と後黎朝とがあるが、一般に後者をさす。1428年、黎利が明の支配を脱して建てた王朝で、ハノイを首都とし、国号を大越とした。1527年、臣の莫登庸によって王位を奪われ、1...
れい‐みん【黎民】
「黎元(れいげん)」に同じ。
れいめい
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の高機能小型科学衛星INDEX(インデックス)の愛称。平成17年(2005)8月にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から光衛星間通信実験衛星きらりとともにピギーバ...
れい‐めい【黎明】
1 夜明け。明け方。 2 新しい事柄が始まろうとすること。また、その時。「民主主義の—」
れいめい‐かい【黎明会】
大正7年(1918)吉野作造・福田徳三らの提唱で発足した啓蒙団体。講演会などを通して民本主義の発展普及につとめた。同9年解散。
れいめい‐き【黎明期】
夜明けにあたる時期。新しい文化・時代などが始まろうとする時期。「バイオテクノロジーの—」