すじぐろ‐しろちょう【条黒白蝶】
シロチョウ科の昆虫。翅(はね)の開張約5.5センチ、モンシロチョウに似るが、翅脈は黒色。幼虫は野生のアブラナ科植物、ときにダイコンやキャベツを食う青虫。北海道から屋久島にかけて分布。
すず‐がも【鈴鴨】
カモ科の鳥。全長約45センチ。雄は頭部が紫黒色、背中は白色に黒い虫食い状の模様がある。雌は頭部と背面が褐色で、くちばしの付け根が白い。北半球に広く分布。日本には冬鳥として渡来し、河口や海湾でみられる。
すず‐むし【鈴虫】
1 直翅(ちょくし)目スズムシ科の昆虫。中形で、暗い草むらにすむ。体は黒色で、触角や脚の根元は白色。雌は長い産卵管をもち、地中に卵を産む。雄は左右の広い前翅(まえばね)をすりあわせてリーンリ...
すずめ‐だい【雀鯛】
1 スズキ目スズメダイ科の海水魚。全長約15センチ。体はタイに似て側扁し、紫黒色で、背びれの後部下に白色斑があるが、死ぬと消える。本州中部以南の岩礁にすむ。食用。福岡地方では「あぶってかも」とよ...
スマトラ【sumatra】
コイ科の淡水魚。全長は約5センチ。体は側扁し、4本の黒色横帯がある。スマトラとボルネオに分布。観賞用熱帯魚。
スマトラ‐タイガー【Sumatran tiger】
ネコ科の哺乳類。トラの亜種で、インドネシアのスマトラ島に分布する。体色は黄色を帯びた赤茶色で、黒色の縞(しま)の数が比較的多い。絶滅危惧種に指定。スマトラ虎。
すみ【墨】
1 油煙や松煙(しょうえん)を膠(にかわ)で練り固めたもの。また、それを水とともに硯(すずり)ですりおろしてつくった黒色の液。書画を書くのに用いる。 2 顔料などを固めて作り、硯などですって絵な...
すみ【炭】
1 木材を蒸し焼きにして作った黒色の燃料。焼くときの温度や使用する木材の違いにより多くの種類がある。木炭。「—をおこす」《季 冬》「—の香のなみださそふや二の替/万太郎」 2 木などが燃えて黒く...
すみぞめ‐ごろも【墨染(め)衣】
黒色の僧衣やねずみ色の喪服。
すみ‐ながし【墨流し】
1 水の上に字や絵をかく方法。小豆の粉、黄柏(おうはく)、明礬(みょうばん)を麻布で包んで水で湿らせ、それを浸した紙に墨で字や絵をかいて水に浮かべ、細い竹ぐしで紙を下に突くと字や絵が水面に浮かび...