ペスト【(ドイツ)Pest】
ペスト菌の感染によって起こる急性感染症。感染症予防法の1類感染症、検疫法の検疫感染症の一、また学校感染症の一。元来はネズミの病気であるが、ノミを介して人間に感染し、感染経路により腺(せん)ペスト...
ほおじろ‐がも【頰白鴨】
カモ科の鳥。全長47センチくらい。雄は頭部が緑黒色でほおに大きな白斑があり、背面は黒く腹面は白。雌は全体に褐色。日本では冬鳥として海岸などでみられる。
ほたる【蛍】
甲虫目ホタル科の昆虫の総称。ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルなど。一般に体は楕円形で軟弱、全体に黒色で胸の部分が赤い。腹部に発光器をもち、暗い所では青白い光を放つことで知られるが、ほとん...
ほたる‐が【蛍蛾】
マダラガ科の昆虫。翅(はね)の開張約5センチ。前翅は黒色で白い帯があり、特有の匂いをもつ。夏の日中、ひらひら飛ぶ。幼虫はヒサカキ・マサキの葉を食べる。
ほっきょく‐くじら【北極鯨】
セミクジラ科のヒゲクジラ。体長15〜18メートル。全身黒色で顎(あご)の部分は白い。頭部が大きく、湾曲した顎をもち、ひげの長さは4メートルにもなる。北極海に生息。
ホルンフェルス【(ドイツ)Hornfels】
変成岩の一。泥岩・粘板岩などが接触変成作用を受けてできる、暗黒色で硬く緻密(ちみつ)な岩石。
ホワイト‐スモーカー【white smoker】
海底で、セ氏300度以上の高温の水が噴き出す煙突状の熱水噴出口(チムニー)のうち、硫黄を多く含み白色を呈するもの。鉛・銅・鉄などの硫化物が多く、黒色を呈するものはブラックスモーカーと呼ぶ。
ぼく‐じゅう【墨汁】
1 墨をすった汁。特に、すぐに使えるように製造した黒色の墨液。 2 イカ・タコの体内にある黒い汁。
ぼくとう‐が【木蠹蛾】
ボクトウガ科の昆虫。翅(はね)の開張約5センチ。体は白く、翅に黒点が散在し、腹に黒色横帯がある。灯火に集まる。幼虫はナラ・クヌギなどの幹にトンネルを掘ってすむ。
ぼだい‐し【菩提子】
テンジクボダイジュの実。淡黒色で丸くて香りが強く、数珠を作る。《季 秋》「—を紅(くれなゐ)の糸につなぎけり/青々」