くろ‐みつ【黒蜜】
黒砂糖を溶かして煮つめたもの。「—をかけた蜜豆」
くろみ‐の‐うぐいすかぐら【黒味鶯神楽】
ハスカップの和名。黒い果実がつくウグイスカグラの意。
くろ・む【黒む】
[動マ四] 1 黒くなる。黒みを帯びる。「—・める屋根の寂しげに立ちて」〈露伴・いさなとり〉 2 (「身がくろむ」の形で)暮らしが立つ。「たがひに身の—・みて後」〈浮・織留・六〉
[動マ下二...
くろ‐むぎ【黒麦】
1 黒穂(くろぼ)病で穂の黒くなった麦。 2 ライムギの別名。《季 夏》 3 ソバの別名。「魚が橋の—ふるまひ申さんに」〈読・雨月・菊花の約〉
くろ‐むし【黒虫】
イワムシの別名。
くろむしろ‐の‐くるま【黒筵の車】
公卿が喪中に用いた車。牛車(ぎっしゃ)の箱を黒く塗った筵で覆ったもの。くろぐるま。
くろ‐め【黒め】
[名]⇒黒炭(くろずみ)
[名・形動]黒色の度合いが強いこと。また、そのさま。「—のブルー」
くろ‐め【黒海布/黒布/黒菜】
コンブ科の褐藻。本州南部から九州までの沿岸に自生。カジメに似るがやや大きく、長さ1〜2メートルで羽状に分かれ、暗褐色、表面にしわがある。食用、またヨードをとる。《季 春》「岩窪に深き海ある—かな...
くろ‐め【黒目/黒眼】
眼球の中央の黒い部分。くろめだま。→白目
くろめ‐うるし【黒め漆】
生漆(きうるし)の水分を熱によって蒸発させた黒褐色の漆。