うみ‐がらす【海烏/海鴉】
ウミスズメ科の海鳥。全長44センチくらい。背面は灰黒色、腹部は白い。日本では北海道沿岸の島などの岩場で繁殖。オロロン鳥。ロッペン鳥。
うみ‐つばめ【海燕】
ミズナギドリ目ウミツバメ科の海鳥の総称。コシジロウミツバメ・ハイイロウミツバメなど。全長14〜25センチ。全体に黒褐色のものが多い。翼は長く、尾はツバメのように切れ込み、足指には水かきがある。繁...
うみ‐とらのお【海虎の尾】
ホンダワラ科の褐藻。海岸の岩上に群生し、高さ15〜50センチ。直立した短い茎から数本の黒褐色の尾状の枝を出し、さらに羽状に分枝して小さな葉を密生する。
うみ‐ねこ【海猫】
カモメ科の海鳥。全長48センチくらい。くちばしの先端が赤くて、体はカモメに似て白色で、背に黒いまだら模様がある。鳴き声が猫に似ている。青森県八戸(はちのへ)海岸の蕪島(かぶしま)、島根県経島(ふ...
うみ‐ばと【海鳩】
ウミスズメ科の海鳥。全長33センチくらい。翼に大きな白紋のあるほかは全身黒色。冬羽は全身灰色となる。足は赤い。北太平洋に分布。冬に北海道沿岸などで少数がみられる。
ウムタタ【Mthatha】
南アフリカ共和国南東部、東ケープ州の都市。ウムタタ川沿いに位置し、港湾都市イーストロンドンと鉄道で結ばれる。かつてのバンツースタン(黒人居住区)であるトランスケイの首都が置かれた。コーサ人が多く...
うめ‐ぞめ【梅染(め)】
1 紅梅の樹皮や根を煎(せん)じた汁で染めること。また、染めたものやその色。赤みのある茶色のものを赤梅、黒ずんだ茶色のものを黒梅という。 2 「梅襲(うめがさね)」に同じ。
う‐や【烏夜】
《烏は黒いところから》やみ夜。
うら‐うえ【裏表】
1 裏と表が入れ替わること。あべこべ。反対。「其言葉とは—に」〈花袋・生〉 2 裏と表。「墨のいと黒う、薄く、くだり狭(せば)に、(紙ノ)—書き乱りたるを」〈枕・二九四〉 3 前後・左右・上下な...
うらしま‐そう【浦島草】
サトイモ科の多年草。日陰地に生え、高さは40〜50センチ。葉は多数に裂けていて、長い柄をもつ。雌雄異株。晩春、紫緑色の仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた軸に、多数の雄花、雌花をつける。軸の一部は紫...