ねず【鼠】
「ねずみ」の略。「—公」「銀—」
ねずみ【鼠】
1 齧歯(げっし)目ネズミ科の哺乳類の総称。一般に小形で、体毛は灰色・黒褐色で尾は細長い。犬歯はなく、一対の門歯が発達し一生伸び続ける。繁殖力は旺盛だが、寿命は短い。農作物・貯蔵穀物などに甚大な...
の‐ねずみ【野鼠】
家屋にすみつかず、山野にすむネズミ。アカネズミ・ハタネズミ・ヤチネズミなど。
のら‐ねずみ【野良鼠】
1 ヒミズの別名。 2 ジネズミの別名。 3 ヤマネの別名。
はた‐ねずみ【畑鼠】
ネズミ科の哺乳類。体長11センチ、尾長4センチくらい。目や耳が小さい。山野・田畑に穴を掘ってすむ。草食性。日本特産で、本州・九州に分布。はたけねずみ。のらねずみ。
はた‐りす【畑栗鼠】
リス科の哺乳類。体長約20センチ、耳と尾は短い。草原や牧草地にすみ、地中に巣穴を掘る。穀物・種子・草の根などを食べる。ヨーロッパ中部から中国にかけて分布。
はだかでば‐ねずみ【裸出歯鼠】
デバネズミ科の哺乳類。体長約8センチ。体毛はほとんどなく、門歯が目立つ。1頭の雌と多数の雄でコロニーを形成し、地中にトンネル状の巣を作る。東アフリカの乾燥地帯に生息。
はつか‐ねずみ【二十日鼠】
ネズミ科の哺乳類。体長6〜10センチ、尾も同じくらい長い。人家や農耕地にすみ、穀物を主食とする。飼養品種にマウス・ナンキンネズミ・マイネズミなどがあり、実験動物や愛玩用にする。あまくちねずみ。
はとば‐ねずみ【鳩羽鼠】
紫色をおびたねずみ色。
はり‐ねずみ【針鼠】
食虫目ハリネズミ科の哺乳類。体長20〜30センチ、尾はごく短い。体はずんぐりし、背面に鋭い針状の毛が密生。雑食性で夜に活動する。ヨーロッパ・アフリカ・アジア大陸に分布。