鼻血(はなぢ)も出(で)◦ない
⇒鼻血2
はなっ‐つら【鼻っ面】
「はなづら」の音変化。
はなっ‐ぱし【鼻っぱし】
「鼻っ柱(ぱしら)」に同じ。「—が強い」
はなっ‐ぱしら【鼻っ柱】
《「はなばしら」の音変化》人と張り合って負けまいとする意気。向こう意気。負けん気。鼻っぱし。鼻っぱり。
鼻(はな)っ柱(ぱしら)が強(つよ)・い
勝ち気で人の言いなりにならない。自信家で気が強い。鼻っぱしが強い。「—・く上役にも平然と文句を言う」
鼻(はな)っ柱(ぱしら)を圧(へ)し折(お)・る
相手の向こう意気や自信をくじく。「つけ上がった若僧の—・る」
はなっ‐ぱり【鼻っ張り】
「鼻っ柱(ぱしら)」に同じ。「一旦は…へこたれながらも、すぐまた盛り返して来た—の強さは」〈里見弴・今年竹〉
はな‐つき【鼻突き/鼻衝き】
ばったり出会うこと。出会いがしら。「殿下(てんが)の御出に—に参りあふ」〈平家・一〉
はな‐つまみ【鼻摘み】
《臭いものは鼻をつまんで避けるところから》ひどく人に嫌がられること。また、その人。「近所の—」「—者」
はな‐づな【鼻綱】
牛の鼻輪につなぐ綱。はななわ。