かお‐さき【顔先】
1 顔の前。目の前。 2 鼻など、顔の中の突き出た部分。「築地の角に走りあたりて、—突き欠きて」〈著聞集・一六〉 3 顔。顔つき。「心地よげに—赤めあひて」〈宇治拾遺・五〉
かお‐だち【顔立ち】
顔全体の形。顔のつくり。目鼻立ち。「端正な—」
かお‐づくり【顔作り】
1 顔に化粧をすること。「色どりたる—をよくして」〈源・総角〉 2 顔だち。目鼻だち。「立役者の色男、しかも—名にふれて」〈浮・色遊懐男・三〉
かおにんしき‐システム【顔認識システム】
画像から人の顔の特徴を抽出して識別する技術。目鼻の相対的な位置や顔の輪郭などを数値化したデータベースと照合することで、人物を特定する。セキュリティー分野で生体認証の一つとして利用されるほか、入国...
かか‐の‐くけど【加賀の潜戸】
島根県北部、島根半島北部の潜戸鼻先端にある海食洞窟。断崖絶壁の岩肌につくられた洞穴で、洞内にある鍾乳石の天神・御乳石は国の名勝・天然記念物に指定されている。出雲(いずも)の神佐太大神(さだのおお...
かぎ‐ぐすり【嗅ぎ薬】
鼻から吸い込んで用いる薬。
かぎ‐こ・む【嗅ぎ込む】
[動マ五(四)] 1 においや香りを鼻に吸い込む。 2 「かぎつける2」に同じ。「こっちの景気を—・んで」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉
かぎ‐タバコ【嗅ぎタバコ】
鼻孔にすりつけて、香りを楽しむ粉タバコ。スナッフ。 [補説]パイプ状の本体に、タバコの葉を詰めたカートリッジを装着し、吸い口から香りを吸引する製品もある。
かぎ‐ばな【鉤鼻】
1 鼻柱がかぎのように鋭く曲がった鼻。わしばな。 2 平安時代の大和絵で、顔の描写法。→引目鉤鼻(ひきめかぎばな)
かぎ‐まわ・る【嗅ぎ回る】
[動ラ五(四)] 1 あちらこちらにおいをかいで歩く。「鼻を鳴らして—・る」 2 ある事柄を知ろうとして探り歩く。「警察が事件について—・っている」