あかり‐さき【明(か)り先】
光のさす方向。または、明かりの前方。「—に立つ」
あかり‐しょいん【明(か)り書院】
⇒付(つけ)書院
あかり‐しょうじ【明(か)り障子】
格子に組んだ枠の片面だけに白い紙などを張り、明かりを取り入れやすくした障子。現在普通にいう障子のこと。あかりそうじ。
あかり‐とり【明(か)り取り】
1 光を取り入れるための窓。明かり窓。 2 外の光の取り入れぐあい。採光。「—の好い、風通の好さそうな二階よ」〈紅葉・二人女房〉
アカリファ【(ラテン)Acalypha】
トウダイグサ科エノキグサ属の多年草。熱帯・亜熱帯産。園芸では、観葉植物として、温室栽培する数種の植物の総称。
あかり‐まど【明(か)り窓】
「明かり取り1」に同じ。
あか・る【開かる】
[動ラ五]閉まっていたものがひらく。また、隔てるものなどが除かれる。あく。「まだ—・らなくって」〈漱石・三四郎〉
あか・る【赤る】
[動ラ四]赤らむ。赤くなる。赤く映える。「島山に—・る橘」〈万・四二六六〉
あか・る【明る】
[動ラ四] 1 明るくなる。光を放つ。「やうやうしろくなり行く、山ぎは少し—・りて」〈枕・一〉 2 光沢がある。つやがある。「御服(みそ)は—・る妙(たへ)、照る妙」〈祝詞・祈年祭〉
あか・る【別る/散る】
[動ラ下二]ちりぢりになる。ばらばらに別れる。「人々—・れて、宿求むる」〈更級〉