あさざ【莕菜/荇菜】
《古くは「あざさ」》ミツガシワ科の水生の多年草。葉は沼などの水面に浮かび、円形で、表面は緑色、裏面は茶色がかった紫色。夏、水面より高く花茎を伸ばして黄色の花をつける。《季 夏》「天竜寺—いっぱい...
あさ‐ざ【朝座】
法華八講などで、朝の読経や説教。→夕座
あさ‐ざくら【朝桜】
朝、露を受けて咲いている桜。《季 春》「—みどり児に言ふさやうなら/草田男」
あさ‐ざけ【朝酒】
朝から酒を飲むこと。また、その酒。「—は門田(かどた)を売っても飲め」
あさざわ‐おの【浅沢小野】
大阪市住吉区にあった低湿地。カキツバタの名所。浅沢沼。[歌枕]「住吉(すみのえ)の—のかきつはた衣に摺り付け着む日知らずも」〈万・一三六一〉