あすかきよみはら‐りつりょう【飛鳥浄御原律令】
天武天皇10年(681)編集を命じ、持統天皇3年(689)に施行した法令。令22巻は大宝律令の基礎となった。律は巻数・施行時期とも不明。浄御原令(きよみはらりょう)。→律令
あすか‐じだい【飛鳥時代】
6世紀末から7世紀にかけて、飛鳥地方を都とした推古朝を中心とする時代。→推古時代
あすか‐だいぶつ【飛鳥大仏】
明日香村の安居院(あんごいん)にある金銅製丈六の釈迦如来像。推古天皇14年(606)元興寺(がんごうじ)金堂の本尊として鞍作止利(くらつくりのとり)が製作。
あすか‐でら【飛鳥寺】
明日香村にあり、元興寺・法興寺などと呼ばれた寺。推古天皇4年(596)蘇我馬子(そがのうまこ)の建立と伝えられる。平城遷都に伴い平城京に元興寺建立後は本元興寺と呼ばれた。現在、安居院と飛鳥大仏が残る。
あすか‐なべ【飛鳥鍋】
鶏がらのだし汁に牛乳を加え、鶏肉や野菜を煮こむ鍋物。奈良県飛鳥地方の郷土料理。
あすか‐の‐いたぶきのみや【飛鳥板蓋宮】
明日香村にあったとされる、皇極・斉明天皇の皇居。大化の改新で蘇我入鹿(そがのいるか)が殺害された場所。
あすか‐の‐おかもとのみや【飛鳥岡本宮】
明日香村にあったとされる、舒明(じょめい)・斉明天皇の皇居。
あすか‐の‐かわらのみや【飛鳥川原宮】
明日香村にあったとされる、斉明天皇の皇居。
あすか‐の‐きよみはらのみや【飛鳥浄御原宮】
明日香村にあったとされる、天武天皇の皇居。
あすかのみや‐あと【飛鳥宮跡】
⇒飛鳥京跡