こう‐しゃ【向斜】
褶曲(しゅうきょく)した地層の谷にあたる部分。⇔背斜。
こうしゅう‐かいどう【甲州街道】
江戸時代の五街道の一。江戸の日本橋から内藤新宿(新宿の古称)を経て甲府に至り、さらに下諏訪(しもすわ)で中山道と合する。現在の国道20号にあたる。甲州道中。
こうし【交趾/交阯】
中国、前漢の武帝が南越を平定して設置した郡の名。現在のベトナム北部トンキン・ハノイ地方にあたる。のち、中国でのベトナムの呼称となった。コーチ。
こうけん‐ざ【後見座】
能舞台で、後見が控えている場所。後座(あとざ)の後方部の向かって左手の隅、後見柱の右わきにあたる。
こう‐ざい【絞罪】
罪人の首を絞めて殺す刑。絞首刑。また、それにあたる犯罪。
こうよう‐にん【公用人】
1 江戸時代、大名・小名の家で、幕府に関する用務を取り扱った役。 2 明治初年、各藩で、それ以前の留守居役にあたる職務を執り行った役。
こうりゅう‐じょう【拘留場】
旧監獄法で規定されていた監獄の種類の一つで、拘留の刑に処せられた者を拘禁する場所。刑務所や警察の留置施設がこれにあたる。 [補説]他に、懲役監・禁錮監・拘置監が規定されていた。監獄法の改廃に伴い...
こうり‐でんきじぎょうしゃ【小売電気事業者】
電気事業者の一類型。一般の需要に応じて電気を供給する事業者。経済産業省への登録が必要。新電力。 [補説]旧類型の特定規模電気事業者がこれにあたる。
こしき【甑】
昔、強飯(こわいい)などを蒸すのに使った器。底に湯気を通す数個の小さい穴を開けた鉢形の素焼きの土器で、湯釜の上にのせて使った。のちの、蒸籠(せいろう)にあたる。
こごま・る【屈まる】
[動ラ五(四)]からだを折りたたむようにして、低い姿勢をとる。かがまる。「—・ってたき火にあたる」