て◦む
[連語]《完了の助動詞「つ」の未然形+推量の助動詞「む」》 1 推量を強調して表す。きっと…だろう。…にちがいない。「秋の野に露負へる萩を手折らずてあたら盛りを過ぐし—◦むとか」〈万・四三一八〉...
て‐まわり【手回り】
1 手の届くあたり。身のまわり。身近。また、身辺に置いて使うもの。「—の小間物」 2 常に身近に仕える者。また、身辺を護衛する者。「—少々御供にて」〈浄・嫗山姥〉 3 家計。暮らし向き。「—もよ...
デメテル【Dēmētēr】
ギリシャ神話で、穀物および大地の生産物の女神。ゼウスとの間に娘ペルセフォネを生んだ。エレウシスの祭神としても有名。ローマ神話のケレスにあたる。
テップス【TEPS】
《traversed edges per second》スーパーコンピューターの処理能力の指標の一。大規模なグラフ処理の速度を測るもので、1秒間あたりにたどるグラフの枝(エッジ)の数で示される。
寺(てら)から里(さと)へ
《檀家から寺へ物を贈るのがあたりまえなのに、寺から檀家へ物を贈る意から》物事が逆であることのたとえ。本末顛倒(てんとう)。「—の礼扇、これらは明けずに捨(すた)りて」〈浮・胸算用・一〉
て‐もと【手元/手許】
1 手の届くあたり。手近。自分のそば。「辞書を—に置く」 2 道具などの、手で握るところ。握り。「鍬(くわ)の—」 3 手の動かし方。手の動き。また、手並み。「—が狂う」 4 生計をたてるための...
てっ‐ぽう【鉄砲/鉄炮】
1 火薬の爆発に伴うガス圧によって弾丸を発射する金属製の火器。ふつう小銃をいう。古くは大砲をも称した。 2 《形が1に似ているところから》据え風呂の下部や隅に取り付け火をたくようにした鉄製または...
てつどう‐しょう【鉄道省】
もと内閣各省の一。国有鉄道およびその付帯業務の管理、地方鉄道および軌道の監督、また南満州鉄道株式会社の鉄道・航路の業務の監督などにあたった。大正9年(1920)鉄道院を昇格して設置。昭和18年(...
デール‐エル‐メディーナ【Deir el-Medina】
エジプト南東部の古代都市テーベ(現ルクソール)のナイル川西岸にある村。王家の谷の墓などの造営にあたった職人や石工の集落があった場所とされる。墓の秘密が外部に漏れないよう、周囲を高い城壁に囲まれて...
てき‐がい【敵愾】
《「春秋左伝」文公四年の「諸侯、王の愾する所に敵(あた)りて其の功を献ず」から。「愾」は恨み怒る意》 1 君主の恨みを晴らそうとすること。 2 敵に対する憤り。敵に対抗し打ち勝とうとする意気。「...