しょ‐りょう【諸陵】
多くのみささぎ。あちらこちらの御陵。
たたずみ‐あり・く【佇み歩く】
[動カ四]あちらこちらで立ち止まりながら歩く。「六波羅辺に—・いて聞きけれども」〈平家・三〉
ちら・す【散らす】
[動サ五(四)] 1 くっついているものを離し落とす。ばらばらに散るようにする。散乱させる。「花を—・す無情の嵐」「火花を—・す」「紋様を—・す」 2 あちらこちらに配る。ふりまく。分配したり、...
はしり‐まわ・る【走り回る】
[動ラ五(四)] 1 あちらこちらを走る。かけまわる。「子供が廊下を—・る」 2 用事をもってあちこちと忙しく歩き回る。奔走する。「資金繰りに—・る」
なで‐まわ・す【撫で回す】
[動サ五(四)]手のひらであちらこちらをなでる。「顔を—・す」
はし‐ばし【端端】
1 あちこちの部分。また、ちょっとした部分。「言葉の—に悪意を感じる」 2 あちらこちらの場所。末端の方の場所。「いまだ京大坂にも—は知らずして」〈浮・胸算用・五〉
ところ‐どころ【所所/処処】
1 あちらこちら。あちこち。「—に支店をつくる」「—誤りのある文章」 2 「人々」の敬称。かたがた。「ここかしこにうち忍びて通ひ給ふ—は」〈源・葵〉
ちり‐か・う【散り交ふ】
[動ハ四]あちらこちらと入り乱れて散る。互いに散り乱れる。「木の葉の—・ふ音、水の響きなど、あはれも過ぎて」〈源・橋姫〉
とうざい‐なんぼく【東西南北】
東と西と南と北。四方。また、あちらこちら。諸方。「—から人が集まる」 [補説]書名別項。→東西南北
あ‐ち【彼方】
[代]遠称の指示代名詞。あっち。あちら。「畠主、—へまはり、こちへまはりして」〈虎明狂・竹の子〉