よ‐い【夜居】
1 夜の間、勤めの場所に詰めていること。とのい。宿直。「これは—の人々の目ざましに給へ」〈宇津保・あて宮〉 2 加持・祈祷(きとう)のため、僧が夜間貴人のそばにつき添っていること。また、その僧。...
ユカタン‐はんとう【ユカタン半島】
《Yucatán》中央アメリカ東部の半島。メキシコ湾とカリブ海とを分かつ。大部分はメキシコに、一部はグアテマラとベリーズに属する。マヤ文明の地で遺跡が多い。
ゆえ‐づ・く【故付く】
[動カ四]由緒がありそうである。子細ありげである。風情がある。「あてはかに—・きたれば」〈源・夕顔〉 [動カ下二]子細ありげに振る舞う。趣をつけそえる。「おのづから一つ—・けて、し出づること...
ブーリャグメニ【Vouliagmeni/Βουλιαγμένη】
ギリシャ、アッティカ半島南西岸、エーゲ海に面する町。首都アテネの南方約20キロメートルに位置する。海岸保養地として知られるほか、山側の湖は年間を通じて水温セ氏約25度を保つ温泉がある。
ふうしんじょう【風信帖】
平安前期、弘仁3〜4年(812〜813)ころに空海が最澄にあてた3通の書状を巻子本(かんすぼん)としたもの。京都教王護国寺蔵。
ぜつ‐だい【舌代】
1 「申し上げます」の意で、あいさつや値段表などの初めに書く語。口上書き。しただい。 2 口頭で伝える代わりに書いた、短いあいさつ。「一通の手紙を取り出して見せた。—として、…金兵衛にあてたもの...
つぎ‐もの【継(ぎ)物】
1 破損した漆器・陶器などを修繕すること。また、そのもの。 2 衣類の破れにつぎをあてて繕うこと。また、繕いを必要とするもの。
ツキディデス‐の‐わな【ツキディデスの罠】
新興勢力が台頭し、既存勢力の不安が増大すると、しばしば戦争が起こる、ということを意味する言葉。古代ギリシャの歴史家ツキディデスが、ペロポネソス戦争を不可避なものにしたのは新興国アテネに対するスパ...
つけ‐め【付(け)目】
1 つけこめるすきや、利用できるような弱点。「捕手の弱肩が—だ」 2 めざすところ。ねらいどころ。めあて。「財産が—の結婚」 3 カルタやさいころの賭博(とばく)で、ねらいをつけた札や采(さい)...
つけ‐じょう【付(け)状】
1 添え状。 2 貴人に書状を送る際、直接に差し出すのをはばかって、そのそばに仕える人をあて名としたもの。