あら・ける【散ける/粗ける】
[動カ下一][文]あら・く[カ下二] 1 間を離す。ちらばらせる。特に、火や灰などをかき広げる。「ぷすぷすけぶる雑木を大火箸で—・け」〈藤村・千曲川のスケッチ〉 2 道や場所をあける。〈日葡〉 ...
あら・げる【荒げる】
[動ガ下一]「あららげる(荒らげる)」の変化した語。「声を—・げる」
あら‐こ【粗粉】
粒の粗いみじん粉。干菓子の材料とする。
あら‐こ【粗籠】
編み目の粗いかご。「まめならむ人ひとりを—に乗せすゑて」〈竹取〉
アラゴアス【Alagoas】
ブラジル北東部にある州。州都マセイオが保養地として観光客を集めている。
あら‐ごし【粗漉し】
[名](スル) 1 目の粗い水こし。 2 粗い目でこすこと。また、こしたもの。
あら‐ごと【荒事】
1 歌舞伎で、武士や鬼神などの荒々しさを誇張して演じること。また、その演出様式やそれを演じる狂言。創始者とされる初世団十郎以来市川家のお家芸で、江戸歌舞伎の特色。→和事(わごと) →実事(じつご...
あらごと‐し【荒事師】
1 歌舞伎で、荒事を得意とする役者。 2 荒っぽい仕事をする人。
アラゴナイト【aragonite】
⇒霰石(あられいし)
あら‐ごなし【荒熟し/粗熟し】
[名](スル) 1 細かい粉にする前に、まず粗めに砕くこと。 2 本格的に取りかかる前に、おおまかに処理しておくこと。「審議前に問題点を—しておく」