かん‐たい【緩怠】
[名・形動] 1 いいかげんに考えてなまけること。また、そのさま。「自己の—を恥じる」 2 失敗すること。過失。手落ち。「—をわびる」 3 無礼、無作法なこと。また、そのさま。「—至極」「—千万...
きた‐の‐まんどころ【北の政所】
1 摂政・関白の正妻を敬っていう語。のちには、大臣・大納言・中納言の正妻をもいった。 2 特に、豊臣秀吉の正妻の敬称。→高台院(こうだいいん)
き‐だて【気立て】
他人に対する態度などに現れる、その人の心の持ち方。性質。気質。「—のいい娘」
き‐たん【忌憚】
[名](スル) 1 いみはばかること。きらいいやがること。「友達から—され軽蔑されるような人間」〈谷崎・異端者の悲しみ〉 2 遠慮すること。多く、否定の語を伴って用いられる。「どうぞ—のないご意見を」
き‐じ【生地/素地】
1 手を加えていない、もともとの性質。「—が出る」 2 化粧しないままの素肌。素顔。「—のままできれいな人」 3 布・織物などの地質。また、染色や仕立てなどの加工をするための布・織物。「—のいい...
き‐ぜん【気前】
1 生まれつきの性質。気だて。心根(こころね)。「旦那様は誠に誠にいい御器量で御—がよくて」〈滑・早変胸機関〉 2 その場の気分。心持ち。「おや能い—だなう」〈滑・浮世床・二〉
きし【岸】
姓氏の一。 [補説]「岸」姓の人物岸清一(きしせいいち)岸信介(きしのぶすけ)
き‐からすうり【黄烏瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に自生し、巻きひげで他に絡む。葉は心臓形で浅い切れ込みがある。雌雄異株。夏、白い花が咲く。果実は黄色く熟す。漢方で塊根を栝楼根(かろうこん)といい薬用。また...
きき‐ざれ【聞き戯れ】
話をいい加減に聞くこと。冗談半分。「—に聞けるなり」〈土佐〉
きき‐すご・す【聞(き)過ごす】
[動サ五(四)]いい加減に聞いて心にとめないでおく。また、聞かなかったことにする。聞き流す。「人の注意を—・す」