い‐かい【位階】
長く官職にあった者や特に功績のあった者などに与えられる栄典の一。元来は官人の序列で、推古天皇11年(603)の冠位十二階に始まり、大宝令とこれを改定した養老令の位階制が長く行われた。皇族の親王は...
い‐かい【遺戒/遺誡】
子孫などのために残した訓戒。ゆいかい。「父の—を心にきざむ」
いか・い【厳い】
[形][文]いか・し[ク] 1 程度がはなはだしい。大層である。「前度(ぜんど)—・い世話に成った気で」〈鏡花・歌行灯〉 2 大きい。多い。「能(よ)う—・い声を出す方様じゃ」〈露伴・椀久物語〉...
いかいえい【威海衛】
中国、山東半島北東岸の港湾都市、威海の旧称。渤海湾の入り口に位置し、明代には倭寇(わこう)防衛の根拠地、清代末には北洋艦隊の基地。日清戦争で日本が占領。1898年、英国の租借地となるが、1930...
いか‐いか
[副]《「いがいが」とも》赤ん坊が泣くさま。また、その声。おぎゃあおぎゃあ。「ちごの声にて—と泣くなり」〈今昔・二七・四三〉
厳(いか)い事(こと)
1 だいそれたこと。たいへんなこと。「われらの算勘を御存知ない御方は、—を申すと思(おぼ)しめさうずるが」〈虎明狂・賽の目〉 2 (副詞的に用いて)たくさん。「—買ったよ」〈滑・浮世風呂・二〉
い‐かいほ【医介輔】
⇒介輔
い‐かいよう【胃潰瘍】
胃壁に潰瘍ができる疾患。みぞおちの痛み、胸焼け、吐血などがみられ、大出血や胃穿孔(いせんこう)を起こすこともある。