いかだ‐なます【筏膾】
柳の葉を筏のように皿に並べ、その上に魚の細作りを盛ったもの。鮎(あゆ)のほか、鯉(こい)・鮒(ふな)・鱸(すずき)などを使う。
いかだ‐のり【筏乗り】
「筏師」に同じ。
いかだ‐ばり【筏張り】
床板の張り方の一。板の継ぎ目をそろえず、順次にずらして張るもの。
イカット【(インドネシア)ikat】
《縛る・結ぶなどの意》インドネシアの伝統的な絣(かすり)のこと。自然の草木からとった染料でむらに染めた糸を使って、動物や植物などを抽象的な表現で織り込む。
いか‐つ【厳つ】
[名・形動]《中世・近世語》いかついさま。荒々しいさま。また、そのような態度や行為。「駈出(かけで)の山伏と申すものは—な物でござる」〈虎寛狂・禰宜山伏〉
い‐かつ【威喝】
[名](スル)どなったりして、人を脅すこと。「いたずらっ子を—する」
いかつ・い【厳つい】
[形][文]いかつ・し[ク]《「いかつ」の形容詞化》ごつごつして、やわらかみがない。「—・い手」 [派生]いかつげ[形動]いかつさ[名]
厳(いか)つを出(だ)・す
偉そうに力みかえる。「諠譁眼(けんかまなこ)になって—・し」〈浮・禁短気・三〉
いか‐てい【如何体】
[名・形動ナリ]どのようなようす。どんなふう。「—なる馬にか乗りたる」〈著聞集・一六〉
いか‐で【如何で/争で】
[副]《「いかにて」の音変化》 1 疑問を表す。どういうわけで。「今は—この若き人々おとなびさせむ」〈更級〉 2 反語を表す。どうして…か。「朽ちもせぬこの河柱のこらずは昔のあとを—知らまし」〈...