ちゅうどう‐せいじ【中道政治】
二つの対立する勢力のどちらかにかたよらず、中正を旨とする政治。特に、右派・左派のいずれにもかたよらない政治。
ちゅうりつ‐こく【中立国】
中立主義を外交方針として、交戦国のいずれにも味方しない国。局外中立国または永世中立国のこと。
ちちかえる【父帰る】
菊池寛の戯曲。一幕。大正6年(1917)発表、大正9年(1920)初演。妻子を捨てて20年後、落ちぶれて帰ってきた父を迎える家族の複雑な心情を描く。 野村芳亭監督による映画の題名。昭和2年(...
ちゅう【中】
[音]チュウ(呉)(漢)ジュウ [訓]なか うち あたる [学習漢字]1年 〈チュウ〉 1 物のまんなか。「中央・中核・中原・中心・中枢・中点/正中」 2 二つの物の間。また、上下・大小などに...
ち‐だれ【乳垂】
イチョウの気根の異称。老成すると太い枝の下側にみられ、雄木・雌木のいずれにも生じる。
タラッサ【Thalassa】
海王星の第4衛星。1989年にボイジャー2号の接近で発見された。名の由来はギリシャ神話の海の女神。海王星系で2番目に内側の軌道を公転しており、ナイアッドなどと同じく、いずれは海王星に落下すると考...
たんせい‐か【単性花】
雄しべ・雌しべのいずれか一方だけをもつ花。不完全花。雌雄異花。⇔両性花。
だんりゅう【暖流】
岸田国士の小説。昭和13年(1938)発表。病院の再建に尽くす人々の愛憎を描く。 吉村公三郎監督による映画の題名。昭和14年(1939)公開。「啓子の巻」「ぎんの巻」の2篇がある。出演、佐分...
ちかんじょう【智・感・情】
黒田清輝の3部作の裸婦像。3作とも、カンバスに油彩。金地の背景に、直立する日本人女性の裸体を正面から描いたもの。こめかみに右手をあてた姿の「智」、両手を顔の横に挙げた「感」、うつむき加減で髪をか...
とうち‐がいねん【等値概念】
論理学で、内包は異なるが、外延が同一である概念。例えば、宵の明星と明けの明星。外延はいずれも金星をさす。同値概念。