い‐の‐こ【豕/猪の子】
1 いのしし。 2 いのししの子。 3 豚。
い‐の‐こ【亥の子】
1 陰暦10月の亥の日。この日に亥の子の祝(いわい)を行い、また、江戸時代には炬燵(こたつ)を開く日とされた。《季 冬》「臼(うす)音は麓の里の—かな/鳴雪」→十日夜(とおかんや) 2 「亥の子...
いのこ‐さす【豕扠首】
建築の妻飾りの一。扠首の中央に束(つか)を立てたもの。
い‐のこし【射遺】
平安時代、正月17日の射礼(じゃらい)の式に参加しなかった衛府の者たちが、翌日、建礼門で弓を射ること。
いのこずち【牛膝】
ヒユ科の多年草。草地などに生え、高さ約90センチ。対生する枝を出し、節が太い。葉は楕円形。夏から秋、緑色の小花を穂状につける。実にはとげがあり、衣服や動物の体について散らばる。乾燥した根を漢方で...
いのこ‐の‐いわい【亥の子の祝】
西日本で、亥の子の日に行われる収穫祭の行事。関東地方の十日夜(とおかんや)にあたるもので、この日に収穫を祝って新穀の餅を食し、子供たちがわら束や石で地面を打って回る。もと、中国の俗信に基づく宮中...
いのこ‐へん【豕偏】
漢字の偏の一。「豨(き)」「豬(ちょ)」などの「豕」の称。
いのこ‐もち【亥の子餅】
亥の子の日に新穀で作る餅。《季 冬》「山茶花(さざんか)の紅つきまぜよ—/久女」
い‐のこり【居残り】
[名](スル) 1 いのこること。また、その人。「練習後の—を命じる」「—当番」 2 会社などの残業。「—して報告書をまとめる」
い‐のこ・る【居残る】
[動ラ五(四)] 1 他の人の帰ったあとまで残る。「会場に一人だけ—・る」 2 決められた時間よりもあとまでとどまる。残業する。「—・って仕事をかたづける」