プロテアーゼ‐そがいやく【プロテアーゼ阻害薬】
ウイルスがもつプロテアーゼ(たんぱく質分解酵素)のはたらきを阻害することで、ウイルスの増殖を抑える薬の総称。C型肝炎やHIVなどの治療に用いられる。
ボット‐ネット【bot net】
悪意ある攻撃者によりボットと呼ばれるコンピューターウイルスの一種を送り込まれたコンピューターで構成されるネットワーク。外部から攻撃者による指令を受けて、さまざまなコンピューター犯罪や迷惑行為に悪...
ふけんせい‐かんせん【不顕性感染】
細菌やウイルスなどの病原体に感染したにもかかわらず、感染症状を発症しない状態。不顕性感染者は、感染に無自覚のまま細菌・ウイルスのキャリア(保菌者)となり、病原体を排出して感染源となる場合がある。...
ブイ‐ユー‐エム【VUM】
ウイルスの変異株を危険度によって分類した区分の一つ。感染力やワクチンの効果などウイルスの特性に影響を与えると思われる遺伝子変異があるが、実際にどのような影響が出るか不明で、警戒が必要な変異株が、...
ブレークスルー‐かんせん【ブレークスルー感染】
1 抗真菌薬の投与中に新たな真菌感染症を発症すること。抗真菌薬を投与したにもかかわらず、抗菌スペクトルに含まれない菌が存在した場合に生じる。 2 あるウイルスに対するワクチン接種をしたにもかかわ...
フィブリノゲン‐せいざい【フィブリノゲン製剤】
人の血液成分を原料とする薬剤の一。昭和39年(1964)医薬品として承認。出産や手術などで多量に出血した時の止血剤として多く使用された。 [補説]原料の血液を売血に頼ったため、C型肝炎ウイルス(...
ブレンデッド‐ウイスキー【blended whisky】
モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混合したもの。
ブイエルピー‐ワクチン【VLPワクチン】
《VLP vaccine》病原体のウイルスと同様の外部構造をもつウイルス様粒子(VLP)を用いたワクチン。遺伝子を含まないため、感染能力がなく、免疫系に対して効率よく抗原を提示することができる。
プレパンデミック‐ワクチン【prepandemic vaccine】
新型インフルエンザウイルスが世界的規模で同時に流行する前に、感染者などから採取したウイルスをもとに製造されたワクチン。→パンデミック
ぼった・い
[接尾]《形容詞型活用[文]ぼった・し(ク活)》形容詞の語幹や動詞の連用形に付いて、いかにもそういう状態である、そういう感じであるなどの意を表す。「厚—・い」「腫(は)れ—・い」