うま‐だし【馬出し】
1 直線の馬場で馬を乗りだす所。馬場本(ばばもと)。⇔馬留(うまとど)め。「一条の—の舎(いへ)の下にして死にけり」〈今昔・一三・一〇〉 2 味方の人馬の出入りを敵方に知られないように城門の外に...
うま‐つぎ【馬継ぎ】
宿場で、馬を乗り換えること。また、その場所。「東海道の繁昌、—、かへ駕籠(かご)、車を轟(とどろ)かし」〈浮・永代蔵・二〉
うま‐つなぎ【馬繋ぎ】
馬をつないでおく所。馬立て。駒繋(こまつな)ぎ。
う‐まつり【鵜祭】
石川県羽咋(はくい)市の気多(けた)神社で12月16日に行われる祭り。鵜を神前で放ち、その動きで吉凶を占う。
うま‐づかさ【馬司/馬寮】
1 「めりょう(馬寮)」に同じ。 2 「厩司(うまやのつかさ)」に同じ。
うま‐づら【馬面】
1 馬のように長い顔。顔の長い者をあざけっていう語。うまがお。 2 「馬面剝(はぎ)」の略。
うまづら‐はぎ【馬面剝】
カワハギ科の海水魚。全長約30センチ。体は長楕円形で著しく側扁し、ひれは緑青色。口の先から目までが長い。皮は鮫肌(さめはだ)状で硬い。皮をはいで干物・吸い物・味噌汁などにする。
うま‐とどめ【馬留め/馬駐め】
1 馬場の奥で行き止まりの所。馬場末(ばばすえ)。⇔馬出し。「—の方様に走(は)せ行く」〈今昔・一九・二六〉 2 乗ってきた馬をつなぎとめておく所。「はや程もなくこれぞこの、車宿り、—」〈謡・熊野〉
うま‐とび【馬飛び/馬跳び】
一人がひざを手で押さえて前かがみに立った背の上を、他の者が後方または側方から手をつきながら飛び越える遊び。かえるとび。かわずとび。
うま‐どし【午年】
暦法で、十二支の7番目、午に当たる年。また、その年に生まれた人。