うるみ‐ごえ【潤み声】
涙がちの声。今にも泣きだしそうな声。「お妙は口惜しそうに、あわれや、—して云った」〈鏡花・婦系図〉
うるみ‐しゅ【潤み朱】
黒漆に朱をまぜた漆塗り。また、その色。
うるみしゅ‐ぬり【潤み朱塗(り)】
彩漆(いろうるし)の一種で、黒漆に朱またはベンガラをまぜた褐色の漆で塗るもの。潤み塗り。
ウルム【Ulm】
ドイツ南部、バーデン‐ビュルテンベルク州の都市。ドナウ川と支流のブラウ川の合流地点に位置し、中世より水運およびドイツ南北を結ぶ交通の要衝として発展。教会の塔としては世界一の高さを誇るウルム大聖堂...
うる・む【潤む】
[動マ五(四)] 1 湿りけを帯びる。また、水分を帯びて、くもったようになる。物の輪郭がぼやける。「霧に—・む町の灯」 2 目に涙がにじむ。「目が—・む」 3 涙で声がはっきりしなくなる。涙声に...
ウルム‐だいせいどう【ウルム大聖堂】
《Ulmer Münster》ドイツ南部、バーデン‐ビュルテンベルク州の都市、ウルムにあるゴシック様式の大聖堂。1377年に起工、1890年に完成した。尖塔(せんとう)の高さは161メートルあり...
ウルムチ【烏魯木斉】
中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区の区都。天山山脈の北麓にあり、古くは天山北路の要衝。1763年、清が築城、迪化(てきか)と命名。現在は、鉱物資源の開発により鉄鋼などの工業が盛ん。人口、行政区...
ウルム‐ひょうき【ウルム氷期】
⇒ビュルム氷期
うる‐め【潤目】
「潤目鰯(うるめいわし)」の略。
うるめ‐いわし【潤目鰯】
ニシン科の海水魚。全長約20センチ。マイワシより体は丸みを帯び、しりびれが小さい。本州中部以南の沿岸に回遊してくる。脂肪が少なく、干物にして美味。《季 冬》