あて【当て/宛】
[名] 1 行動の目当て。目標。目的。「—もなくうろつく」 2 将来に対する見通し。先行きの見込み。「借金を返す—がない」 3 心の中で期待している物事。頼り。「父からの援助は—にできない」 ...
ほっ‐つ・く
[動カ五(四)]《「ほつく」の音変化》当てもなくあちこち歩き回る。うろつく。「どこを—・いていたのか」
さかり‐ば【盛り場】
いつも人がたくさん集まっている場所。繁華街。「—をうろつく」
すけん‐ぞめき【素見騒き】
遊里をひやかしてうろつくこと。また、その人。ひやかし。ぞめき。「—の客は気がつかないらしく」〈荷風・濹東綺譚〉
からす【烏/鴉】
1 スズメ目カラス科カラス属の鳥の総称。全長33〜61センチ。全体に黒色か、黒に灰色や白色の部分をもつ。くちばしが大きく、雑食性。南アメリカとニュージーランドを除く世界中に約40種が分布。日本で...
ためら・う【躊躇う】
[動ワ五(ハ四)] 1 あれこれ考えて迷う。決心がつかずにぐずぐずする。ちゅうちょする。「言っていいものかどうか—・う」「—・わずに実行に移す」 2 ㋐気を落ち着ける。心を静める。「皆出ではてぬ...
うろた・える【狼狽える】
[動ア下一][文]うろた・ふ[ハ下二] 1 不意を打たれ、驚いたり慌てたりして取り乱す。狼狽(ろうばい)する。「うそがばれて—・える」 2 うろうろと歩く。うろつく。「このあたり—・へて、見つけ...
たたず・む【佇む/彳む】
[動マ五(四)] 1 しばらく立ち止まっている。じっとその場所にいる。「花の下に—・む」 2 そのあたりをうろつく。「まだ暁に門のわたりを—・めば」〈堤・貝合〉
た‐もとお・る【徘徊る】
[動ラ四]あちこちと歩きまわる。うろつく。「をみなへし咲きたる野辺を行き巡り君を思ひ出—・り来ぬ」〈万・三九四四〉
ほつ・く
[動カ四] 1 あちこち歩き回る。うろつく。ほっつく。「泣きっ面をして—・きゃあがるから」〈洒・駅舎三友〉 2 金銭を浪費する。使い果たす。「親父が金を—・くゆゑ」〈浮・親仁形気・三〉