ぞうじょう‐えん【増上縁】
仏語。 1 他のものが果として生じるときの間接的原因と、生じることを妨げないすべてのもの。因縁・等無間縁(とうむけんえん)・所縁縁(しょえんねん)とともに四縁の一。 2 浄土教で、三縁の一。名号...
たて‐えぼし【立烏帽子】
頭部の峰(みね)を高く立てたままにして折り曲げない烏帽子。たちえぼし。
たち‐えり【立(ち)襟】
折り曲げないで立てて仕立ててある襟。スタンドカラー。つめえり。
たち‐ふるま・う【立(ち)振(る)舞う】
[動ワ五(ハ四)]日常のなにげない動作をする。行動する。「思うままに—・う」「ごく自然に—・う」
畳(たたみ)の塵(ちり)を毟(むし)・る
恥ずかしがって顔を上げないようすや、手持ちぶさたで退屈しているようすにいう。畳の縁(へり)を毟る。
だれ‐それ【誰某】
[代]《古くは「たれそれ」》不定称の人代名詞。具体的な名をあげないで人をさしたり、名のわからないときに人をさしたりする語。なにがし。「—に聞いた話」「—とかいう人も来ていた」
そっけ‐な・い【素っ気無い】
[形][文]そっけな・し[ク]他人に対する思いやりや温かさが感じられない。すげない。「—・く答える」「—・い態度」 [派生]そっけなさ[名]
だれか‐さん【誰かさん】
具体的な名をあげないで人をさす語。多く、特定の人を遠回しにさす場合に用いる。「—は今日も遅刻かな」
なさけ‐な・い【情け無い】
[形][文]なさけな・し[ク] 1 思いやりがない。無情である。すげない。「随分—・い、苛酷な事もためらわずにする」〈鴎外・山椒大夫〉 2 同情の余地がない。嘆かわしい。「—・い成績に終わる」「...
と‐し‐た‐こと‐が【とした事が】
[連語] 1 (人を表す語に付いて)言動・状態が予想に反して似つかわしくない意を表す。…ともあろうものが。「私—、おとなげないまねをしたものだ」 2 その状態の程度のはなはだしいことを驚いたりあ...