ごわ・す
[動サ特活] 1 「ある」の意の丁寧語。ございます。あります。「今の名人達が死ぬとあとつぎが—・せんから困って了う」〈魯庵・社会百面相〉 2 (補助動詞)補助動詞「ある」の意の丁寧語。…でありま...
ごわ‐ごわ
[副](スル)紙や布などが、かたくこわばっていてしなやかでないさま。また、こわばった布や紙が擦れ合う音を表す語。「洗いたての—(と)したジーンズ」 [形動]に同じ。「のりの利いた—な(の)...
しょっ‐かん【触感】
物に触れたとき手や肌で受ける感じ。感触。「ごわごわした—」
すく‐よか【健よか】
[形動][文][ナリ] 1 すくすくと育つさま。丈夫であるさま。すこやか。「—に育つ」 2 心がしっかりしているさま。「この内の御心いと—に」〈栄花・松の下枝〉 3 きまじめであるさま。律義。「...
こわ‐ば・る【強張る】
[動ラ五(四)] 1 柔らかいものが固くなる。不自然に突っ張る。ごわごわする。「靴の革が雨に濡れて—・る」「緊張のあまり顔が—・る」 2 強く主張する。意地を張る。「旅宿へやることなりませぬと—...
こわ‐らか【強らか】
[形動ナリ] 1 手触りがかたいさま。ごわごわしているさま。「練り色の衣の—なるを着て」〈今昔・二二・七〉 2 荒々しいさま。無骨なさま。「片田舎の侍(さぶらひ)どもの、—にて」〈平家・一〉
ご‐はさん【御破算】
1 そろばんで、珠を全部払って前にした計算をこわし、新しい計算のできる状態にすること。ごわさん。「—で願いましては」 2 今までの行きがかりを一切捨てて、元の何もない状態に戻すこと。ごわさん。「...
ごわ‐つ・く【強つく】
[動カ五(四)]紙や布などが、ごわごわした感じがする。「のりのきいた浴衣が—・く」
こわ・い【強い】
[形][文]こは・し[ク]《「怖い」と同語源》 1 容易に言いなりにならなくて頑固である。強情である。「情の—・い子供」 2 かたくて扱いにくい。ごわごわしている。「—・い御飯」「髪が—・い」 ...
こわごわ・し【強強し】
[形シク] 1 いかにもこわばっている。ごわごわしている。「裳、唐衣(からぎぬ)など—・しく装束きたるもあり」〈能因本枕・一二四〉 2 無骨である。ぎこちない。「おのづから—・しき声に読みなされ...