ベルリン‐かいぎ【ベルリン会議】
1878年、ベルリンで開かれたヨーロッパ諸国の国際会議。ロシアトルコ戦争に勝ったロシアのバルカン進出を恐れるイギリス・オーストリアとロシアとの利害対立をビスマルクが調停にあたったもの。
にち‐ろ【日露】
日本とロシア。 [補説]「日ロ」とも書く。
にちろ‐きょうやく【日露協約】
明治40年(1907)から大正5年(1916)にかけて、4回にわたって日本とロシアとの間で結ばれた協約。米英の中国進出に対応する目的で、中国における両国の利権の擁護、勢力範囲を設定した。
にちろ‐わしんじょうやく【日露和親条約】
安政元年12月21日(1855年2月7日)下田で、日本とロシアとの間に結ばれた条約。下田・箱館・長崎を開港、択捉(エトロフ)・得撫(ウルップ)島間を国境とし、樺太を両国雑居地と定めた。下田条約。...
にちろ‐せんそう【日露戦争】
明治37年(1904)から翌年にかけて、満州(中国東北部)・朝鮮の支配権をめぐって日本とロシアとの間で行われた戦争。日本は旅順攻撃・奉天の会戦・日本海海戦などで勝利を収めたが、戦争遂行能力が限界...
ピーリッサール‐とう【ピーリッサール島】
《Piirissaar》エストニアとロシアの国境にあるペイプシ湖にある島。エストニア領。北方戦争の時代にロシア正教の分離派の人々が定住した。主な村はピーリとサーレ。1991年、EU(欧州連合)の...
ペイプシ‐こ【ペイプシ湖】
《Peipsi järv》エストニアとロシアの国境にある湖。ロシア語名チュド湖。湖上にエストニア領のピーリッサール島がある。13世紀半ば、アレクサンドル=ネフスキー率いるノブゴロド公国軍がリボニ...
ブコビナ【Bukovina】
ヨーロッパ東部、カルパチア山脈とドニエストル川に挟まれた地域の歴史的呼称。オスマン帝国とロシア領を経て、オーストリアに併合。第二次大戦後のパリ条約によって、北部はソ連(現ウクライナ)、南部はルー...
アルハンゲリスキー‐だいせいどう【アルハンゲリスキー大聖堂】
《Arkhangel'skii sobor/Архангельский собор》ロシア連邦の首都モスクワの中心部、クレムリンにあるロシア正教会の大聖堂。16世紀初頭、イワン3世によりイタリア...